G-ZZ0M5C80GX FOMCを知ろう Ⅱ)現状編|ビリオの投資家入門
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FOMCを知ろう Ⅱ)現状編

びりお

現在のアメリカの政策金利

先月9月の16日〜17日にFOMCが開かれ、政策金利が+0.25%引き上げ3.75%〜4.00%に設定されました。12名全会一致で引き上げを支持し、約3年ぶりの金利引き上げとなています。背景として物価高が挙げられます。日本と違って政策金利には0.25%の幅を持たせて決定しています。

今後の見通しとして、2026年末の政策金利見通しの中央値が4.1%となっており、年内にもう1回の引き上げが予想されている状況です。

過去からの推移

1990年以降の政策金利をグラフにしました。

日本の政策金利と比べると波がありますね。2008年手前からリーマンショックの影響で急落した後、しばらく低金利が続き2016年(性格には2015年12月)から利上げ発生、コロナショックでまた低金利を経験し、2022年から急上昇そしてまた利下げと動きが激しくなっています。

トランプ大統領との確執

現在トランプ大統領は利下げを強く主張しています。「米国は世界最高峰の信用力を持っているのだから金利は世界で最も低くあるべき(1%以下)」と主張しています。高金利が経済成長の重荷なっていると判断しています。

金利が下がれば住宅ローンや企業融資のコストを下げて国内景気を刺激したいほか、金利低下に伴うドル安を誘導し、輸出産業が有利になるようにしたいという狙いがあるようです。

一方FRBは物価が上昇していることを理由にそれを拒んでいます。今回の利上げは時刻の大統領が利下げを主張する中、反対に利上げに踏み切ったことは注目に値します。中央銀行は政治から独立していることを示したと言えます。

日本市場への影響

今回の米国の利上げを受けて為替市場が即座に反応しました。現在日本政府は直近二度の為替介入を行い、円安防止に舵を切っており一時1ドル153円を切るほどに円高が進みましたが、このFOMCの利上げを受けてドル高円安にまた戻りつつあります。

じゃあ日経平均は?というと9月16日前後を境に上昇しており、円安の恩恵を受ける企業にとっては一定の影響があったようにも思えますが、イベント消化という意味ではポジティブに捉えられているようです。ただ、金利の引上げは言及されているように物価高による側面が強く(経済が好調なための利上げとは違う)、良い面だけ見るのは危険だと思います。

日本の利上げを帳消しに?

FOMC直後に日本でも日銀の金融政策決定会合が開かれ、金利が0.25%利上げしました。しかし、金利上昇=円高が発生していません。FOMCの利上げからの流れのままドル高円安が続いています。

これはFOMCの次回の利上げ予想が年内にあるのに対し、日銀は今後も短い3ヶ月スパンで(12月)に行うことを示唆しなかったためだと考えられます。

そのため日本の利上げが織り込み済みでインパクト不足になったと考えられます。

本日のまとめ

  • アメリカの政策金利は3.75%〜4.00%
  • 2026年末の見通しの中央値が4.1%で年内もう1回の利上げ可能性あり
  • FOMCは大統領の意向と反対の動きをしている
  • 日本の政策金利は年内の追加利上げの言及がなかったことでインパクト不足

投資は自己責任でお願いします。

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