G-ZZ0M5C80GX 日銀金融政策決定会合を知ろう Ⅱ)株式投資|ビリオの投資家入門
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初めての株式投資

日銀金融政策決定会合を知ろう Ⅱ)株式投資

びりお

前回の日銀禁輸政策決定会合の続きとなります。

政策金利と株価への影響

金融緩和と引き締め

金利が下がる(金融緩和)・・・景気が悪いので良くしたい。金利を下げることでお金を借りやすくして、お金が回るようにして経済を上向きにしたい。これまで日本はアベノミクスでマイナス金利を導入するなど大幅な金融緩和を行ってきました。

金利が上がる(引き締め)・・・景気が加熱しすぎている(バブルになる)ので抑えたい。金利を上げることでお金を借りにくくして、お金の動きを抑制したい。最近金利が上がり始めており、まさにいまの時代。

良い利上げと悪い利上げ

賃金上昇と緩やかな物価高を伴う好景気の下で行う金利上昇。企業業績が力強く、金利が上昇しても成長が持続するならよい利上げと言えます。

一方、コスト高(インフレ)の抑制を目的として利上げをする場合、経済自体は強くないので利上げが負担となってしまい悪い利上げとなります。

為替への影響

金利が高い通貨は運用益が期待できるために強くなる(為替高)になりやすく、一方、金利が低い通貨は(為替安)になりやすいと言われています。

ただし、他国通貨との金利差などの影響を受けます。現在日本は金利が上昇していますが、円は円高になっておらず、むしろ円安に振れています。

株価への影響

一見すれば利上げ(引き締め)はお金の流通量が少なくなるため株価には悪影響となり、利下げは(金融緩和)は逆に投資に資金が入りやすくなるため好影響となるように思われます。

ただ実際のところ良いインフレ状態ならば業績が利上げの悪影響を上回ると判断されれば株価が上昇することもあります。

また業種によって金利上昇局面が有利に働くこともあります。

恩恵を受けやすいのは、銀行・保険の金融セクターです。金利が上がることで貸し出し金利の上昇や利ざやが稼ぎやすく収益性が向上します。内需・輸入企業は仕入れが円高で安くなることで利益率が上がることが想定されます。

一方、逆風になりやすいのは不動産や借入が多い企業です。借入金利の負担が上昇し、住宅ローンは組みにくくなるため消費者心理が冷え込みます。輸出企業も円高で利益が目減りすると推測されます。

政策金利の推移

バブル崩壊前後の1990年〜現在までの政策金利の推移を見てみましょう。

6%をつけてから急落したとは1%未満で長らく推移してきました。失われた30年と言われる時代です。アベノミクスは金利も2010年代はアベノミクスもあり金利はマイナス金利(銀行が日銀にお金を預けたらお金が減る)時代もあったあと、マイナス金利が終わると急激に上昇を始めています。

急激な金利上昇は景気にブレーキをかける恐れがあり、日銀は難しい舵取りを担うことになりそうです。現時点ではまだ利上げが終わると考えている人は少なく、しばらく金利上昇が続きそうです。

政策金利と株価

ではこの時代の日経平均株価はどうだったでしょうか?

1990年頃の金利が下落した局面では株価も下落しますし、最近の利上げ局面では株価も上昇しています。お世辞にも政策金利と株価がリンクしているとは言えません。

プリセット6
プリセット6

あれ?利下げは株価に好影響で、利上げは悪影響と言いましたよね?

政策金利と株価

いくつか要因があります。まず政策金利と株価はかなりタイムラグがあります。例えば景気が悪ければ利下げして対応しますがすぐに効果がでません。そのため株価が下落時と金利の下落時が被ることがあります。2010年代はアベノミクスの異次元の金融緩和により株価は緩やかながら上昇しているため、まったく関係ないとも言えないと思います。

また、経済動向には大きく影響します。金利上昇の最近の局面でも株価は上昇していますが、これはまだ金利水準が経済状況に追いついていない状況だからと思われます。これからも利上げが続くと予想されている理由の1つでもあります。

利上げによって株価は下がる、利下げによって株価が上がる、のでは無く、実体経済としっかりリンクしているかを見極めましょう。

本日のまとめ

  • 利上げは金融引き締め、景気の加熱を防ぐ
  • 利下げは金融緩和、景気を上向きにする

政策金利の変化は為替の影響もあり、業種によって判断が分かれる

実体経済に強い影響を受けるため、政策金利の上げ下げだけで株価を予測するのは現金

投資は自己責任でお願いします。

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