ナンピンを知ろう
相場下がり局面の取れる手
株を買ったけど予想外に下がってしまった時、あなたならどうしますか?

戻るまで持っておくか、損切りで売却するしかないのかな?
基本として選べる手段は主に3択です
①反発後値が戻ることを期待する(ホールド)
②見切って売却(損切り)
③株価が下がったところで買います(ナンピン)
信用取引無しで話をしています。一部売りとか銘柄の入れ替えとかありますが、それも②売却の一つです。
今日は③のナンピンについて話をしたいと思います。前々回のブログでナンピンの話をしたので、前回の信用取引に続き説明回となります。
ドル・コスト平均法(再び)
NISA口座を知ろうⅡ)積立投資枠編でドル・コスト平均法の話をしました。
一定間隔で一定の金額を買うことで、一番安いところで買えない代わりに、一番高い水準で高値づかみもしない投資方法だよ、と話をしました。
ナンピンはその応用です。
株価が下がったところで、あえて買い増しをすることで、平均取得単価を下げる(平均化)ことで、損益分岐点を下げることができます。
(例)
株価1000円で100株買う 損益分岐点1000円
株価が 500円に下がったのでナンピン目的で更に100株買う(1000円100株と500円100株保有)
すると、損益分岐点が(1000円+500円)÷2単元株=750円(損益分岐点)
こうすることで、損益分岐点が750円まで下がりました。株価が1000円→500円迄下がった場合、最初は1000円まで戻らないと(現在株価が500円からなら+100%必要)損失回避ができませんが、ナンピンをすると750円まで戻せば損失が0になります(上昇+50%)
こうやって損益分岐点を下げることで損失回避のハードルを下げることができます。
ナンピンのデメリット
もちろん、ナンピンの手法にもデメリットが存在します。
・更に株価が下落すれば損失が膨らむ
保有株数が増えれば当然、そこからさらに株価が下落すると大損となります。ナンピンのタイミングをシビアに見極めなければいけません。
・多額の資金が固定される
買い増しするため、多額の資金が固定されることになります。思いがけない買い場がきても買えない可能性があります。
ナンピンの基準は?

いくら下がればナンピン買い?株数は?
明確な解はありません。
自分の自己資金と相談して決めるしかありません。ひとつだけハッキリ言えることは、ナンピンの説明をネット検索しました。証券会社などでは用語集を出してくれますが、だいたい10%〜30%の下落を例にしているケースが多いので一つの基準になるかもしれません。株数は最初と同株数、最大2回のナンピン(合計で当初の3倍の株数)ぐらいが例示されています。
ハッキリ言えることは最初に買うときは、ナンピン資金を念頭に資金繰りを考えることです。余力全力で勝負ということはかなりハイリスクだと思います。
ここからは私の流儀です。
ナンピンは半値下落で同数株買うです。条件として長期保有で数十年持っている想定です。「そこまで下がるなら損切れよ!」という言葉を頂戴しそうですが、私の中では保有前提です。業績に高不調の波があっても、会社の存続と配当が出続けることを前提にしています。
前々回、キオクシアの話をしました。500万円台まで下がった局面ですが、ビリオなら買う買わない?の話ならどう判断するか?ナンピンを1回いれるだけで250万円かかります。初回500万円と合わせて合計750万円です。1銘柄にそこまで投資余裕が無いので買わないという選択に私はなります。今後の業績予想通りなら買いもありだとは思います。株価が上がらないと思って買わないのでなく、資金に余裕がないから買わない、という判断になります。
本日のまとめ
- 株価下落局面は、保有(ホールド)、損切り、ナンピン、の3択
- ナンピンは損益分移転を下げてくれる
- 株数を増やすことで下落が続けば損失が大きく膨らむリスク
- 投資金額がかさむことで資金が固定化されるリスクがある
- 株を始める前に余力を考える一つの目安になる
投資は自己責任でお願いします。
